子ども観察記+α

兄(10歳・小4)と弟(7歳・小1)の、日々の観察記録と、+αの記録です。

パン切ってあげようか?

朝、弟の食事がなかなか進まない。聞くと、「お腹がいたくていたくて食べられないよ」という。


顔色は悪くない。(さっきまで兄とプロレスごっこしていた。)ひとまずお腹にも触れてみたが、ちゃんと動いている。

「このへん痛い?」「少し休んでいようかねー」などと話していたら、先に食事を始めていた兄が、


「四分の一くらいだったら食べられそう?」と、言った。

「うーんちょっとだけなら食べられそう」「じゃあぼく切ってあげよっか」というやりとりの後、兄は台所でトーストを四つに切って戻ってきた。そして、切られたトーストのひとつめを弟はすいすい食べ、「もう一個たべようかな」「あれあれもう一個行けそうだぞ」などとといいつつ、結局完食した。

なんだかいい感じじゃないか君たち。じゃあ2人に任せてお母さんはもう少し寝るね!…と、うっかりふとんに戻りそうになりました。

そんなに盛大に優しくする、という感じじゃなくて、まるで何かのついでであるかのような、すっとした声の掛け方だった。だから弟も、すっと乗れたのだろう。

こういうやりとりって、どちらかが疲れていると、できないだろうという気がする。兄弟は今、元気で健康なんだな、と思う。ありがたい。