記憶にとどめてない
「く、クラスに不穏な空気が流れている!!」と帰宅した長男。
友達のAくんから、クラスでの人間関係の悩みを聞いたらしい。
長男が再現したそのやりとりは、思いのほか長かった。
休み時間命!外遊び命!というタイプの長男とはかなり異なる性質のAくんが、
相談をもちかけたことにも驚いたし、
その長男が、Aくんからいろいろ聞き出して自分なりに答えていたことにも驚いた。
長男は、Aくんは静かだからちょっと話しにくいけどきらいじゃない、と言う。
「なんかされてやだ、はあるけど、いつもきらいな人はいない。
…っていうか、そこまで記憶にとどめてない」
と言う彼は、力関係や小さいグループの生まれ始める8、9歳にしては
もしかすると少し幼いのかもしれない。
でも、そんな彼の幼いフラットさが、
Aくんには「話しやすさ」として映ったのかもしれないな、と思った。
記憶にとどめてない…少しうらやましい。
(ちなみに長男は長男で「オレがけんか好きだから、いざというときに助けてほしい、って思ったんじゃないかな」という見解だった。けんかが好きなんだ…、とそれはそれでショックw)