子ども観察記+α

兄(10歳・小4)と弟(7歳・小1)の、日々の観察記録と、+αの記録です。

楽しみなこと

弟くんが11月生まれ、兄くんが1月生まれなので、クリスマスや正月もはさまる11月から1月にかけてはイベントが目白押しだ。ふたりともいろいろなことを楽しみにしている。

弟くんはこのところ理科の実験や観察に憧れていて、図書館で実験本及び観察本を借りまくっている。はっと気がつくと、わたしのPCの検索履歴に「あるこーるランプ」とか「けんびきょう」とかたどたどしい感じの単語が並んでいる。ほしいんだね・・・

兄くんは兄くんで冬休みが楽しみなようで、「早くおじいちゃんち行きたいなー」「探求学舎(冬休みに受講予定のプログラム)楽しみー」「山の家にも一回くらい行ける?」とほぼ毎日言っている。

わたしは、欲しいものがあったり、行きたいところがあったりする子どもたちのことを、眩しいなあと思う。

どうもこのところ、何かを楽しみにするだけの元気がない。「今日の夕ご飯はカレーだ!」って(自分でつくるくせに笑)楽しみになっちゃったりするくらい、「何かを楽しみにする」ことはわたしにとって自然なことだったはずだ。それなのに、今のこの感じは一体どうしたことだろう、と思う。

もうすぐ役目を終える、今年の手帳を見返してみた。したこと、行った場所、買ったもの、食べたもの、見た映画、読んだ本のメモなどがぱらぱらっと書き込んである。いろんなものを選んで、いろんな時間の過ごし方を選択してきた結果の「今」なんだな、とふと思う。

さて、わたしは、この1年で選んできたものを大切にできているだろうか。大切に思うものにエネルギーを注ぎ、役目を終えたものをきちんと手放しているだろうか。

もう持っている服をチェックしたり、ケアしたり、新しい組み合わせを考えてみる。新しい服を買う前に、今はそんな楽しみを味わったらいいのかもしれない。