子ども観察記+α

兄(9歳・小4)と弟(6歳・小1)の、日々の観察記録と、+αの記録です。

一人になりたい夏休み

夏休みに入ると、家の中での子どものボリュームが増大する。今年から学童のない小4に加えて、昨日からは、風邪で寝込んでいる小1とも、ずっと一緒だ。珍しく終日在宅となり、甲斐甲斐しく病児の世話をしたり4年生の勉強を見たりしていたのもいっときのことで、だんだん苛立ってくる。

熱が高いのに寝ない次男。ノートを開いたかと思ったら冷蔵庫を開けてたりと落ち着かない長男。スマホのアラートに、進めなくてはいけない仕事のことが頭をよぎる。せめてメールチェックだけは・・・と思うけれど、ひっきりなしにかかる声に、都度中断させられる。

とりあえず仕事は夜進めることにして(たぶん進められないだろうと思いつつ)、一緒にかるたで遊ぶことにする。心の中の苛立ちは小さく残ったままだ。子どもたちはなにも悪くない。(わたしだってなにも悪くないけど)。わかっていても、なかなか切り替えらんないなあー、と思いながら、ぼんやり札を読んでいく。

「お母さん、今あんまりやる気ない?」

勘のいい長男が声をかけてくれて、はっとする。

「うん、たしかに。」

と正直に答える。あ、でもかるたに対してやる気ないっていうより、ちょっといらいらしてるんだよねたぶん。・・・そうだな、一人で静かに過ごせたらいいな、って気持ちになってる。

 

「そうかー。お母さん一人でいるの好きだもんね」

長男はそう言って、「じゃ、次の札どうぞ」と無慈悲に言った(笑)。


そんな訳で今日は結局、ひとりになる時間はなかった。でも、「一人になりたいの」と言って、「そうなんだね」と受け取ってもらっただけで、気持ちのつっかえが取れた。ニーズは果たされなかった。でも、「そうなんだね」って、自分にも息子にも承認されるだけで、満たされた感じがあった。

いろんなニーズで彩られている毎日。そのすべてが果たされなくてもいい。わかっているだけでいい、わかってもらえるだけでいいこともたくさんある。