子ども観察記+α

兄(9歳・小4)と弟(6歳・小1)の、日々の観察記録と、+αの記録です。

「安倍さん」にエンパシーする

小4兄くん、友達と共謀罪の話になったらしい。昨日の剣道の帰り道、「お母さんから見て、共謀罪ってどういうもの?」と聞かれた。その問いがおもしろいなーと思いつつ、わたしの目から見た「テロ等準備罪法案」について話をした。

話を聞き終えた兄くんが、「お母さん反対派でしょ。」と言った。そうねえ、そこに一票投じる権利があるならわたしは反対だな、と答えた。兄くんは?と聞くと、

「決められない。よくわからない。反対側の意見しか知らないから」と言う。お友達との会話でも、「反対派」の意見が多かったらしい。

「○○くんは内容自体がよくないって言ってたし、○○くんは、内容はいいけど決め方が悪いっていう派だった」
と、学校での話を再現していた兄くんが、ふと

「政府はどんな意図があって法案つくったのかな」

と呟いた。

そうかー、法案の裏にもニーズあるか。そうか、そうだよなー、と思って、それから二人で、政府や、安倍さんにエンパシー(※シンパシー=同調ではありません)しながら帰った。「安全」「安心」のニーズがたくさん出てきた。あと、「自己信頼」「つながり」とか。

そんな風に対話ができたら、きっと現れてくる世界は全然ちがう。そして、そうやって世界を変えていくことのできる芽を、子どもたちの世代は自然に持っている。早い時期から社会に目を向けていることも、社会と自分とのつながりに対する感覚も、上下左右ないようなフラットさも、子どもたちの世代に特徴的な資質のように感じる。

安倍さんにエンパシーして泣くとかどういうことか、と思いつつ、未来への希望を感じた出来事だった。