子ども観察記+α

兄(9歳・小4)と弟(6歳・小1)の、日々の観察記録と、+αの記録です。

5歳児の、ことば探求。

昨日の野球ごっこには、兄の同級生Kくんが来てくれた。
次男が「きてください」と手紙を書いたらきてくれたのだ。
そのことについて、夕食の席で「ほんとありがたい」と夫に話してたら、
隣で聞いていた次男から
「ありがたじゃないでしょ、ありがとでしょ。」
と指摘が入った。

「ありがとう、っていう言い方もあるけど、ありがたい、っていう
言い方もあるんだよー」
と返したら、それはどう違うの?と尋ねてくる。
おおお、どう違うんだろ、と一瞬たじろぐ。

「両方、何かしてくれて嬉しい、って気持ちなのは一緒なんだけど、
ありがとう、は、たとえば、Kくんに向かって『うれしいー!(ハグ)
って伝えたい時に使うよ。
ありがたい、は『うれしい気持ちになったんだよっていうことを
説明したい時に使うよ」と説明してみたら、
「ふーん」と、一応聞いておきますね的な返事がきた笑。


今朝、朝食をとりながら、そういえばさー、と次男。
「(やや独白調で)これおいしい、って言うのと、
(わたしに向かって)これおいしいねーっていうのの違い?」
と言う。唐突すぎて、なんだっけ?と思ったんだけどすぐに思い出し、
「ありがたい、と、ありがとう、の違いのこと?」
と確かめると、そうそう、という。

ほおおおー、と思った。

中学生になって国文法を習ったら、
「形容詞」と「感動詞」の違いとしてまとまってしまう違いだ。
でもその違いを、体感的につかんで、
音声表現としても区別して表現している。

何より、言葉の微細な違いに注目し、
興味をもって探求していることが伝わってきて、
言葉好きなわたしは、身近に同志を見つけた気持ちになった。

5歳の言葉は、こうやって日々豊かになっていってるんだなあ。